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流離サラリーマンブログ

桜。少し勉強

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桜。少し勉強




はい、毎度こんにちわ。流離サラリーマンのブログです。

本格的に暖かくなりウキウキです。


が、岡山界隈、桜は散ってしまいやや寂しさも。

でもま、桜、、本当にいい、今年もたくさん見に行った。

そして歳を重ねるにつれどんどんと惹かれてしまうようになりました。

小生は岡山に単身赴任移動して以来、早や3度目の春を迎えますが、

先週までたっぷり季節の彩りを楽しみながらも、桜に関してちょこっと回想。

そして勉強もしましたよ。
先回のブログでも触れたんだけど、気になることあれば何でもネットですぐに調べられる便利さの活用です。 以下、記しときます。

桜の特徴、、みんな揃って一斉に美しく咲き誇り。

で、一週間足らずに未練なくパッと全て散ってしまう。

この特徴、一瞬の華やかさと潔さが我々日本人の心を揺さぶるんですよね。


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さあ、ここでクエスチョン!

この桜の集団が周りのみんなと同時に開花、散ってしまう特徴の理由は何故だか知ってられますか?

自分は昔のうろ覚えで、まあ知ってたけども(←プチ自慢。自分、マジで性格がせこいので・・・)

その疑問への答えは後ほど説明するとして、、、

まずは私がこれまで撮影した数々の写真からBEST3を選び紹介しますね。

(う~ん、たくさんあるなかから選ぶの難しかったわ・・)


先週行った種松山公園にて。 水島コンビナートの景色が本当に大好きなんです。





津山城!

これ、自分が岡山に来てベスト・オブ・ベストの景観かも。おととしドライブした時のやつ。



10年くらい前に訪れた京都 清水寺。。

(まだ満開前の4分咲き程度でしたが、。定番のカメラアングルで)

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さてさて、さておきお待たせ。

冒頭のクエスチョン、桜に関して私がわかりやすく解説します。

桜、日本では100種くらいが自生してると云われてるそう。更に園芸用に作られた品種が200種とも。

けど、一般的な桜の代表は皆さんおなじみの。はい、ソメイヨシノですよね。

〇〇なんちゃら桜 という 沢山の種類があるなかで、

日本で見る桜の本数の総数の80%がソメイヨシノだそう、


そして紛れもない日本固有!の種である桜なのですよ(嬉)


昔々の江戸の時代。染井村(今でいう東京豊島区あたり)の植木職人、造園師たちが自生のオオシマ桜とエドヒガン桜とを交配して作り上げた品種がソメイヨシノ。

そして、この品種は、接ぎ木でないと増やせない木なのです。(← これがミソ、種子が出来ないのね)

従い、、ですよ。。いま僕らが見ることできるたくさんのソメイヨシノは染井村の職人さんが作り上げた1本の樹をもとに接ぎ木と移植を長年繰り返しながら増え続けてきた賜物なんです。

この接ぎ木で増やした数十万本、いや数百万本か。

生物学的にすべてDNA遺伝子が同一(いわゆるクローンね)がために、同じ環境のもとでは芽吹きや蕾、開花、散り、新緑など全てが同時、同一の形態変化を行うわけよん。
これがクエスチョンの答え。

(あっ、もちろん山に元々自生してる各種の桜は該当せんので誤解なきよう)


そう。俺ら「うわあ、綺麗〜!」って一言で喜んどったけど、

数えきれないたくさんの人達の手による何百年もの汗、努力、継承のおかげで、

今、目の当たりにできるんだ。って考えるとちょっと感動しませんか。

そして、これを科学的に実証、解明してくれた大学、研究所の学者さんたちにも感謝。

ネット検索で、子供相手にわかりやすく説明してる記事を見つけたので貼っときます。

暇ならご参考に。(桜と梅の花の比較、これまた勉強になりました)

 

桜の花は早く散るのに、梅はなぜ長く咲いているの?|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる

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これとは別で、花がバサッて風と雨と共に一気に散ってしまう独特のメカニズムも学びました。

が、説明が面倒くさくて難しいから割愛。

・・・・・

ところで、この時期。桜前線という表現を天気予報でもよく見ますが、

ソメイヨシノの開花の移りを桜前線と称し、例年で南九州は3月中旬~北の北海道に5月中旬だとな。

そうか、南から北へ二か月か。。

金と時間があったら、南から北へ開花移動と共に歩いてみたい衝動に駆られてきました。(足腰の強度も必要だぜ)

そんな非現実なことを考えながら、色々な桜名所をネットで閲覧。

まだ自分、実際に行ってみて見たことないとこで、いつか余生で見てみたいって思った景観で、

かつまあ、そこそこ自宅の愛知から近場で、、気になった場所をチラと載っけますね。

(無論、ネットの拾い写真です)

奈良県、吉野山です。

ソメイヨシノでなく、野生の山桜でしょう。壮大で色とりどり。目がつぶれそうなくらい綺麗なんでしょうね。



山梨県 新倉山浅間公園とな。

富士山、五重塔、桜 って、この3点セットは出来過ぎの反則かも。

(しかし自分、この名所をつい最近まで知らんかった。俺、名古屋生まれ育ちの小学3年で静岡県へ転校。大人になるまで隣県に住んでた筈なのに・・)







・・・・おしまいに・・・・

今回のテーマ、桜を勉強しながら(ネットだけどね)、


平安時代の歌人、在原業平の和歌が目につきました。

「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」

→ 現代語に直訳すると、(この世に桜がまったくなかったとしたら、春を迎える人の心はどんなにのどかであろうか)

更にわかりやすく自分の口調で言い換えると、→ 「桜のおかげで、春が来て みんなルンルンだでよう」 って感じか。

うん。様々な娯楽に恵まれてる現代人と違い、いにしえの平安の頃の人達って、

自然風景や季節の彩りに対する感度がより研ぎ澄まされていたのでしょうね。

はい、以上。

色々と再確認ができ、嬉しくて。つい文章書いてしまいましたとさ。

拍手[1回]

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コメント

1. 無題

勉強になりました!
ソメイヨシノは、まさしく、日本人のソウルフードならぬ、ソウルフラワーですね。
毎年、春になると、今年も出会えたと嬉しくなります。
これまで、印象に残ったのは、岡山県北の奈義町の那岐山麓に一面の菜の花が咲くのですが、4月には、桜との競演が見られて、その時期にしか見られない、黄色の向こうで、桜色が絵のような風景でした。
岡山赴任中に、機会があれば訪ねてみられたらいいかもと思います。
コンビナートと桜の組み合わせも、水島ならでは、でいいですね(^_^)/

2. 無題

今更ながら、解説加えます。
ソメイヨシノの命名由来は、染井村の人たちが美しい吉野山の桜に憧れて創りあげたそうな。
で、ソメイヨシノ。

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