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流離サラリーマンブログ

今回もお花のトピックで・・

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今回もお花のトピックで・・


こんにちわ。

今年も MY 胡蝶蘭が綺麗に咲いてくれました。

日々の成長を確かめる楽しさ、よろこびは園芸を趣味のひとつとする自分の心の励みになるもんです。

ちなみに、知る人ぞ知るの話になりますが、この胡蝶蘭育ての由来は健卓にありまして、

過去を振り返りながら私の子育て日記。もとい、花育て記録。を、いつもの(?)ウンチクを少しまじえての紹介をします。

【序章】

なんとオリジナルのお花は、元々この写真のものなんですよ。

そう。目にも鮮やかで青くて中々お目にかかれないお花でした。


これ。2020年11月17日に健康卓球交流会の設立5周年(?でしたかね)と、会館の新設立オープンお祝いをかねて、



お名前を出すの、ここでは控えときますが、求心力を感じさせるメンバーのお一人。

あのK澤様から健卓交流会へご贈呈された賜物でした。(ほとんど正体バラしてるかな、スマヌ。笑)



写真の通り、合計で3体を寄せ植えされて、それはそれは豪華な美観。誰しもが圧倒されてたのを記憶してます。



補; あれっ?元々の花は青かったの?じゃあ何故に冒頭のは白いお花で? と写真見て不思議に思った方もおりますでしょうが、、、


(それは後ほど解説しますよ、プチ感動ですぜ)

>>

【2020年12月~の巻】

その青いお花、会館で数週間か飾られたのち、以後のメンテナンスを続けるために、

小生含む、有志3名が1体ずつを引き取り、各自でめいめいに世話することにしたのです。

(じゃあ、あとの二人は誰なのよん?などの詮索せんでね・・・)

が、しかし。

自分はそん時のノリというかその場の勢いでお世話を請け負ってしまったけど、実際どうしたもんかと考えながら、

まずはお得意の勉強(ネット検索ね)して、

水やりとか温度、陽当たりなど栽培に適正な環境を確認しながら始めてみました。

持ち込んだのは仕事場です、私の背中にあるキャビネットの上。ここが明るくて室温一定で最適と判断しました。

部屋全体が白色で統一されとるから、青色がいっそう鮮やかに映えてます。

4月を過ぎて順に花が落ち、色も薄くなり。

少しでも長く楽しみたいため切り花にして飾りました(4月27日)。これまた風情あり、とってもオシャレでしょ。

ところでしかし。。11月に開花してたのが、年を越して4月になっても咲き続けてるって驚異的な長寿と思うが・・・。どうよ?

【さて、お勉強】

一般的な胡蝶蘭の生育方法を調べながら、実は青色のお花はとても稀有な貴重な逸品だということがわかりました。



作られ方は2種類に分けられておって、以下。


1.品種改良によるもの

なんと世界でただひとつの種しか存在せず。2012年に千葉大学の園芸研究室が長年の研究開発により青色花の品種作りに成功。

もちろん門外不出とされ、花の世界展のようなイベント展示でしか一般人が観る機会なく。

が、2022年に市販を開始することになった(ライセンス取得かな)、みたいな記事もあって、しばし今後の動向をウォッチングです。


2.特殊な染料と技術による栽培のもの

注射針で青の染料をオリジナル原種の蘭(白色)の栽培時に施す。いま市販されてるのは全てこれ。

(もちろんK澤さんが購入、贈呈くださったのも、この部類です。)

この染料の材質と注入技術がかなり特殊で、そのノウハウも特許化されており、世界でたった4カ国でしか作るのを法的に許されてません。

(日本、アメリカ、オランダ、ブラジル)

なおかつ、日本でその栽培認可を持ってる農園は唯一、愛知県豊橋市の松浦園芸 のみと。

ひえ~!

ええ~~~? ウソじゃろ~(と、少し岡山調で言ってみた・・)


そんなに稀有な貴重なものだったのね!おまけに産地は僕の地元の豊橋だぞ という2つの驚き。すごいなあ。

その松浦園芸は事前に電話予約すれば園内の入室&見学OKとあり、豊橋帰省の際に行くつもりでした。



でも、実は。。。


今日、この文章を書きながら、1年以上もこのことすっかり忘れとったの気づき(先週まで10日間を在豊橋だったのに・・・おバカもんよね。ああ、しかし残念だわ。むしろ気づかない方が幸せだったかな)

次回の帰省時にはしっかり見学してこようと思います。


と、まあウンチク話はこのへんで。

あっ悪徳?に、花が咲いてから着色をして(スプレーでも吹くのかや)、それを売ってる輩もなかには居るそうな。違法ではないっぽいけど。花屋さんで今度見かけたら確認してみよう。


>> さて話を戻し、以下つらつらと。

【栽培、観察記録】

その後、21年4月末に花は完全に落ち、茎の節のところをカットし新芽を待ちます。


5月20日、芽が出て伸びてきましたよ。茎の切り口も少し青いんですね。





10日後、6月1日はこんなに。(何やら先端に蕾っぽいのも。成長が早い!)

 



7月1日、一つ目が開花しました。勉強の成果で咲く花の色は白だとわかってました。

(染料が多少は残留しており、薄い水色だったらええなあ、とほのかな期待もあったけど、、)

その後、7月中旬に会館に移動(里帰り?)し、休憩室に置いて皆さんにも観てもらいましたよ。


そしてお花は3か月弱で終了。9月25日、先回同様に茎の途中の節のところをカット。

(次も来てくれるだろうか。。頼む、お願い!)

二か月後(12月9日)、カット部に新芽がぷくっと膨らみ始めたのと同時に、なんと新たな茎の本体が根本から生えてきてます。(  ↓ 真ん中の新緑、分かりますか?)



二兎を追うものは一兎も得ず、の世界であろうから、新芽か新茎どちらかの選択を。

迷わず、これまでの本体(写真の左の太いやつ)を根本でスパっと切り落とし、
新しい茎の成長を見守ってくことにしました。






  

それから3か月経ち。3月20日時点、元気にすくすく伸びてます。
ポツポツと蕾も形成され始めて。これならOKだ!(ふ~うっと、ひと安心)




 

4月22日の夜、一つ目の開花途中。翌朝は全開でした。
→(今回ブログの冒頭に載せた、一輪咲いてる写真ね)

例えがうまくないけど夕空に見る一番星と同じで、一つ目の花はきれいで嬉しさも格別。


何よりも、貴重な青いお花の世話を任され、二度目と三度目の開花を継続でき、

ホッと胸を撫でおろせたのが、まあ何よりの安堵感です。


近々にまた会館の休憩室(談話室っていうんかえ?)に置かせてもらいますので、

気づいたらご覧をくださいませ。





ちなみに今夜。5月12日時点で、ここまで成長しつつあり(嬉~)

はい、おしまい。(今回ブログは胡蝶蘭の写真一辺倒でした、プチ反省)

>>

>>

おおっ~と、いかんいかん。

全日程の総まとめを記録せんと。今回の記事を書くのは自分の覚えのためで、それが一番の目的だっただよ~。汗。




【1度目(青い時代)】

開花期間:20年11月~21年4月(5か月)


【2度目(節から出た新芽の白い花)】

生長期間:21年5月~7月初(2か月)

開花期間:21年7月~9月末(3か月)



【3度目(根本からの新体、もちろん白い花)】

生長期間:21年10月~22年4月末(7か月)

開花期間:22年5月~  現在進行中(さて今回、どんだけ頑張ってくれるか?)



と、以上。次からも楽しみ。

4度目も咲かせて生長・開花の月数データがどう変化するんかを確認し、

データ揃えて関数化して近似式つくってみて、開花時期の予想曲線を描けるかも?なかなか面白いよなあ。



まあホント、興味が尽きずです。育成と観察、続けて参ります。


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